【日時】 | 平成10年10月13日(火) 13:00~17:00 |
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【会場】 | くにびきメッセ 国際会議場 |
【基調講演】 | 「産・学・官の連携について」 講師:(財)茨城県科学技術振興財団理事長 江崎 玲於奈 博士(1973年ノーベル物理学賞受賞) |
【講演】 | 「デジタルエコノミー」 講師:東京大学社会情報研究所 助教授 須藤 修 氏 |
【パネルディスカッション】 | 「ソフトビジネスパークが島根を変える」
コーディネーター:東京大学社会情報研究所 助教授 須藤 修 氏 パネリスト: 島根県知事 澄田 信義 氏 島根大学学長 北川 泉 氏 (社)島根県情報産業協会会長 井原 紀雄 氏 アドバイザー:(財)茨城県科学技術振興財団理事長 江崎 玲於奈 博士 |
(司会) それではただ今より社団法人島根県情報産業協会主催によります島根情報化フォーラム'98を開催致します。はじめに当協会を代表致しまして、副会長をつとめます株式会社セコム山陰社長、石原智治よりご挨拶をさせていただきます。
(石原) 皆様方ようこそお運びをいただきましてありがとうございます。本来でございますと井原会長がご挨拶申し上げるべきでございますが、会長はこの後のパネルディスカッションのパネラーとして今、皆様方と打合せ中でございますので、代わって私がご挨拶申し上げる次第でございます。 皆様方お忙しい中多数島根情報化フォーラム'98にご参加をいただきまして本当にありがとうございます。主催者といたしまして心から厚くお礼を申し上げます。また日頃当情報産業協会並びに会員各社に対しましては格別のご理解とご支援を賜っておりますことを大変高い席からではございますが深く感謝を申し上げる次第でございます。私ども情報産業協会は主といたしまして県下に本拠地を置きまして、情報関係の仕事を手掛けております会社団体で構成いたしておりまして、情報関連技術の開発と利用の促進そして情報化の基盤整備を通じまして情報産業の振興を図りまして、おって本県経済社会の発展に寄与していこうという団体でございます。そして私どもの事業の一つといたしまして情報化の普及啓発活動というのを掲げておりまして、その一貫としまして毎年10月情報化月間ということになっておる訳でございますが、この情報化月間の行事といたしましてこの種のフォーラム、フェア等を開催してまいっておるところでございます。そして従来会員各社の製品の展示とかその時々のホットな話題をテーマといたしました講演会等をこれまで行って参ったところでございます。 今回のフォーラムはかねてご紹介申し上げておるように、島根県で目下建設を進めておられまして、産学官の連携のもとに発展が期待されております 島根Soft business parkに焦点を当てた訳でございます。そしてノーベル物理学賞受賞で皆様方よく承知でございまして茨木県の科学技術振興財団の理事長でおられます江崎玲於奈博士をお迎えし、産学官の連携についてをテーマに基調講演をいただきます。そしてその講演を受けまして、産学官の代表によります 「Soft business parkは島根を変える」と題してパネルディスカッションを開催いたすところでございます。当県の広瀬町のご出身で東京大学社会情報研究所の助教授でございます須藤修氏にコーディネーターをお願いいたしております。そして官を代表いたしまして澄田島根県知事、学から島根大学の北川学長さん、そして産の立場から当協会の会長でございましてテクノプロジェクトの社長をいたしております井原紀雄が参加いたすところでございます。そして江崎博士にもアドバイザーとして加わっていただいて、活発な討論をいただくことにいたしたいところでございます。 このパネルディスカッションの趣旨と申しますかこの背景につきましては、この後のディスカッションの中で当会の井原会長からお話を申し上げると存じますが、21世紀を展望いたします時、島根県にとりましてSoft business parkの持ちます意味というのは極めて重要であると我々は考えておるわけでございます。それだけに是非今日のフォーラムにご期待をいただきまして最後までご参加いただきますことを宜しくお願い申し上げる次第でございます。尚最後になりまして恐縮でございますが、当フォーラムをご協賛いただきました島根県、松江市、島根大学、そして松江商工会議所ご当局並びにご後援をいただきました報道関係各社様に対して心からのお礼を申し上げまして、大変簡単でございますが、開会にあたりましての挨拶とさしていただきます。本日はどうか宜しくお願い申し上げます。