情報産業協会主催の講演会が下記のとおり開催されました。
会長挨拶 |
講師 ビル・トッテン氏 |
【日時】 | 平成19年11月5日(月) 14:00~15:30(開場13:30) |
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【会場】 | テクノアークしまね 4階大会議室(松江市北陵町1番地 TEL.0852-60-5110) |
【講師】 | ビル・トッテン氏(株式会社アシスト代表取締役) |
【演題】 | ビル・トッテン氏(Bill Totten)プロフィール 株式会社アシスト 代表取締役(President,K.K.Ashisuto) 経歴 1941年(昭和16) 米カリフォルニア州に生まれる 1963年(昭和38) カリフォルニア州立大学卒業 1963年(昭和38) ロックウェル社(アポロ計画)勤務 1967年(昭和42) システム・デベロップメント社(SDC)勤務 1969年(昭和44) SDC社の社員として日本の市場調査のため初来日 1970年(昭和44) SDC社に在籍しながら南カリフォルニア大学経済学博士号取得 1972年(昭和47) 株式会社アシスト設立、代表取締役就任 2006年(平成18) 6月 日本い帰化し日本国籍取得 1696年、米国のソフトウェア・メーカーの一社員として市場調査のために初来日したトッテンは、日本こそパッケージ・ソフトウェア販売における有望な市場であると確信、幹部に進言しましたが受け入れられず対立。退社して、自ら汎用ソフト「ASI-ST」の販売権を手に入れ日本市場に参入。資本金100万円、社員7名で日本初のパッケージ・ソフトウェア販売専門会社を興し、現在のアシストに育て上げました。 現在、トッテンは、テレビ出演や講演会など仕事以外の活動も精力的にこなし、著書も出版。単なる日米比較の検証にとどまらず商習慣や文化、政治、犯罪などにも言及していますが、その一方でトッテンの企業経営に対するポリシーが随所に著されています。「株に投資をするくらいなら研究開発費に充てる」「株式上場は会社経営をカジノ化するだけ」「家族的な仲間意識が会社を強くする」これらの日本的経営感が、現在のアシストを支えていると言ってもよいでしょう。趣味は読書。また環境・食糧問題への取り組みの手始めとして自宅の庭を農地に改良し、2006年には社内に「農芸研究プロジェクト」をたちあげ「私たちにできることから」を実践しています。 http://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/ その他 1999年(平成11) 9月より 東京都「東京の問題を考える懇談会」メンバー 2005年(平成17) 10月より 東京都「東京オリンピック基本構想懇談会」メンバー 主な著書 「銀行は強盗、外資はハイエナ -日本再生の処方箋-」(2002年小学館文庫) 「<脱アメリカ>が日本を復活させる」(2000年徳間書店) 「アングロサクソンは人間を不幸にする」(2000年PHP研究所) 「<発想の大転換>消費不況・こうして突破する!」(1999年PHP研究所) 「日本は日本のやり方で行け!」(1998年PHP研究所) 「アメリカは日本を世界の孤児にする」(1997年ごま書房) 「日本はアメリカの属国ではない」(1997年ごま書房) 「目を覚ませ、お人好しの日本」(1995年ごま書房) 「日本人はアメリカにだまされている」(1994年ごま書房) 「日本は悪くない」(1990年ごま書房) 「会社は株主のものではない」(共著)(2005年11月洋泉社) 「日本のモノづくり58の論点」(共著)(2005年12月JIPMソリューション) 「なぜニッポン人は美しい風習を捨てるのか」(共著)(2006年2月明拓出版) 「日本は略奪国家アメリカを棄てよ」(2007年1月ビジネス社) |