2015年10月20日
【情報化月間行事 「しまね情報化講演会」開催】
会長挨拶
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講師 小林克之 氏
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島根県情報産業振興室 美濃室長
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【島根県情報産業協会 平成27年度情報化月間行事 「しまね情報化講演会」開催】
平成27年度情報化月間行事[しまね情報化講演会並びに交流会]が開催されました。
開催日時: 平成27年10月16日(金)15:00~19:00
開催場所: 松江エクセルホテル東急
内 容:1.しまね情報化講演会
▹講演会 15:00~16:00
「マイナンバー利用開始までにもう一度見直したいサイバーセキュリティ
~標的型メールによる情報流出~ サイバー攻撃のトレンドと今後」
▹講 師: NTT西日本ビジネス営業本部クラウドソリューション部
地域ICT推進部長 小林 克之 氏
2.交流会 17:00~19:00
【詳細】
情産協主催平成27年度情報化月間行事の講演会を10月16日松江エクセルホテル東急で開催しました。今年度の講演会は、講師にNTT西日本ビジネス営業本部クラウドソリューション部地域ICT部長小林克之氏をお招きし、「マイナンバー導入までにもう一度見直したいサイバーセキュリティ~標的型メールによるサイバー攻撃の脅威~」と題して、ご講演をいただきました。
小林氏は、事例を紹介しながら、最近のサイバー攻撃の特徴として、標的型メール攻撃によるスパイ・諜報活動が最大の脅威となっているとされ、国家レベルのサイバー攻撃など多様化していること、発信元を偽装した匿名であること、被疑者がウイルス感染事実が分かりにくい隠密性に特徴があると指摘され、改めて個々のPCでの対策ソフトの導入やソフトのアップデート、ID・PWの適正管理、個人情報等重要情報の適正管理を強調されました。
さらに、膨大な情報量となる2020年東京オリンピックや伊勢志摩サミットの開催など、サイバー攻撃が予想されるイベントが続く、不足するセキュリティ人材確保対策を早急に進められなければならないとされました。
小林氏の講演のあと、島根県商工労働部産業振興課情報産業振興室の美濃室長から、島根県のIT産業施策の基本的な考え方について説明がありました。
このなかで、美濃室長は、策定予定の県計画のなかで、改めて「IT産業の振興」を柱の一つにすること、来年度に向けて、一部施策の内容の見直しがあるが、引き続き積極的に応援して行くとされました。また、今年度開設のしまねソフト研究開発センターについて、IT産業振興の「ワンストップサービス」を提供するとの話があり、センターがソフトウェアの開発等技術的な課題だけでなく、経営・金融等を含めてIT企業全般に係る問題の相談窓口とするとの考えが示されました。
以上
問い合わせ先:一般社団法人島根県情報産業協会 事務局
電話:0852-32-1601
Fax :0852-32-1602
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